アバディーン(Aberdeen)
Posted: 2005年05月07日(土)02時15分21秒4月4日 アバディーン
アバディーン空港に到着したのは20時過ぎ。日本よりかなり北に位置するスコットランドは大分日が長くなっているが、空港のインフォメーションで市街地への行き方を尋ねて外へでたら既に暗くなっていた。知らない町を歩くには遅い時間なので、タクシーを使うことにする。Bon Accord StreetにあるDunrovin(ダンロビン) Guest Houseまで結局チップを含め13ポンド。普通の住宅地に見える通りに面した窓から女性と子供が遊ぶ姿が見え、呼び鈴を押すと妙な訛り(イタリア訛りっぽい)の人のよさそうなおじさんが出てきた。Land lord(家主)らしい。
ツインの部屋を予約していたが、大きな部屋に変えてくれた。と、言うのもアバディーンは年中オイル関係の取引をするビジネスマンで賑わっており、一人で宿泊するビジネスマンより二人で宿泊する私たちに大きな部屋を使わせてくれるとのことだった。その週は特にアバディーン市内のどのB&Bも混雑している様子。
通された部屋は広々としたファミリールームでダブルベッドが1台とシングル2つがあった。緑色の絨毯に白い壁。ベッドカバーを含め部屋の内装はかわいらしく好印象。風呂はシャワーのみで湯船はないが、 二人が続けて入ってもお湯が冷たくなることはない。イギリスのどのホテルやB&Bでも必ず備え付けてあるティーセット(ティーポットとティーバッグの紅茶)の横にはビスケットやホットチョコレートがたくさん置いてあった。
4月5日 アバディーン
朝食はシリアル類とヨーグルト、フルーツ、飲み物などがダイニングルームの棚に置かれており適当にいただく。ベーコンエッグなどは組み合わせを指定して持ってきてもらうのだが、いろいろな種類を少しずつもらうことにした。その他に焼き立てのトーストもついてくるのでかなりの量だ。しかし二人とも完食!
オークニーに向かうフェリーの時間が5時発なので、3時半くらいまでスーツケースを預かって欲しいと頼む。「荷物を取りにくる30分まえに一応電話して」と言われるが、快く引き受けてもらえた。
Bon Accord Streetを大通りのUnion Streetに向かって歩く。宿は168番地なのでそれなりの距離。昨日はタクシーで来たので気づかなかったが、この通りには沢山のB&Bがある。ガイドブックに載っているのは一部だけだ。
まずは店が建ち並ぶUnion Streetをぶらぶら歩くと、トリニティ・ショッピング・センター内にArgos発見(当時あったカタログショッピングの激安店)!既にSIMフリーのGSM携帯を持っているので、O2のプリペイドSIMを購入すれば宿探しのために電話をかける時など便利(携帯電話については イギリスで携帯電話を使うを参照)。なにしろ3週間も滞在するのだ。とりあえずカタログをチェック。おぉ!ちゃんとあったぞ。5千円程度の出費なら安いもの。その後、駅接のバスステーションまで歩いた。オ-クニー島から戻ったらレンタカーを借りるため、アバディーン空港行きのバスが何時なのか確認したかったのだ。
さらにユニオンストリートから少々北上して散策を続ける。キャッスル・ゲートや聖ニコラスチャーチ、マーシャル・カレッジなど観光名所をパチリと写真撮影。
■【動画】アバディーン、セント・ニコラス教会(QuickTime形式)
船内で夕食を食べることになるので、マークス&スペンサーでパンやヨーグルトなどを購入した。街をウロウロして地図上の距離感をつかむと、小さいスーツケースとはいえゴロゴロひっぱりながらB&Bからフェリーターミナルまで行くのはキツイと思えてきた。結局今いた場所からタクシーを拾ってB&Bで荷物を拾い、そのままフェリーターミナルまで行くことに決定!無事に到着。6ポンド。チェックインを済ませフェリーに乗ると、かなり豪華な船だったのでちょいとビックリ。
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■スコットランド旅行の詳しい計画状況がわかる「2005年スコットランドに行っちゃった報告」も一緒に読んでね!