サウスケンジントンの博物館(V&A、自然史博物館、科学博物館)
Posted: 2010年06月14日(月)05時38分17秒大英博物館も素敵ですが、歴史にうとい私にはサウス・ケンジントンの博物館群の方が楽しいのですっ!ヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria & Albert Museum)、自然史博物館(Natural History Museum)、科学博物館(Science Museum)ともに入場料無料!地下鉄 South Kensington へは黄色のCircleライン、ぐんじょう色Piccadillyライン、緑色のDistrictラインが止まりますよ。
ヴィクトリア&アルバート博物館
大英博物館は古代の遺跡や出土品、ミイラなど悠久の時を越えた展示物でロマンあふれる場所ですが、比較的歴史に詳しくないと楽しめなかったりします。でもこちらのV&A Museumは歴史やらなんやらお硬いことを抜きにして楽しめちゃうミュージアムです。何しろきらびやかな宝石や中世のゴージャスな衣装、はたまた日本の浮世絵やらエジプトのオーナメントやら、とにかく美しい装飾品がどっさり!女の人ならワクワクしちゃうこと間違いなしですね。
建物は地下1~6階とかなり広いです。上の階に行けば行くほど展示場所は少なくなりますが、それでもミュージアムの端から端まで見るにはかなりの時間が必要です。とにかくサウスケンジントンの博物館群をまわるなら、少なくとも一日が潰れることを覚悟したほうがよいですね。
喉が乾いたらウィリアム・モリスがデザインした部屋(1階)でお茶をすることができますし、地下のセルフサービスのレストランは明るい雰囲気でついつい長居をしたくなります。昔はこのレストランで週末生演奏があったりしたのですが、現在はどうなっているのでしょう?サウスケンジントン3つの博物館の中では一番居心地が良く、食べ物もオシャレなレストランなので、お昼を食べる予定の方は是非どうぞ。
自然史博物館 & 科学博物館
3つの博物館はお隣さん同士。自然史博物館および科学博物館には、お子さんとご一緒の方は迷わず GO です!恐竜の化石、動物のはく製、科学博物館は実際触ったりして体験できるコーナーがたくさんあります。大人でも楽しめますが、子供だったら一日中飽きずに遊べます。私は留学当時、宝石学(とグラフィック・デザイン)を勉強していたので、サウスケンジントンの博物館群には何度も訪れました。当時は有料だったので、何回でも入れる一年間のパスを購入したんですよ。自然史博物館では宝石の結晶・鉱物・隕石を、科学博物館では魅力的にディスプレイされた宝石の結晶(トパーズのどデカイ結晶などが見物)やカットされた宝石、V&A博物館では素晴らしい宝石がセットされたアンテイークのアクセサリーを見て楽しみました。
大人の方は科学博物館はともかく、自然史博物館にはちょっとだけでも足を運んでみてください。と、いうのも自然史博物館は建物自体が素晴らしく、入口を入ってすぐのフロアーは壮観です。なにしろ入場料無料ですものね。
ミュージアム・ショップは要チェック!
写真はご覧のとおり「恐竜のぬいぐるみ」です!しかもトリケラトプスとステゴザウルスがいました。自然史博物館入口すぐの売店で発見しました。かわいすぎる! お値段も10ポンドと比較的リーズナブル。自然史博物館の売店には、背ビレを押すと「ギギッ」と鳴くイルカの形をしたキーホルダー型ライトやら、カラフルな蝶々のデコレーションやら、子供が喜ぶお土産が一杯!反対にV&Aは大人が喜びそうなお土産が見つかります。ウィリアム・モリスのテキスタイル柄のレターセットや、おしゃれなデザインのスカーフやポーチなどなど…。お皿やマグカップ、アクセサリーもハイセンスなので是非覗いてみてください。