お城が一杯!Deeサイド~Ballater

Posted: 2005年05月07日(土)11時11分33秒

4月9日アバディーンからレンタカー

 今回はmieからの報告です。オークニーからアバディーンに戻るフェリーは23:45出航、朝の7:00着なので、寝ていけるようにキャビンを一部屋借りました。キャビンはけっこう値段が高かったけど、部屋に入ってみるとなかなか立派!ベッドも充分寝れる大きさがあるし、シャワーとトイレも付いてました。シャワーなんて、今までで一番水の出がよくて肌に刺さるほど。

【erikoのコメント:朝6時には「朝食の準備ができました」と館内放送が入ります。7時着だけど9時くらいまで滞在できるので、キャビンを借りたら到着ギリギリまで寝ていて、その後食事をしても十分間に合うよ。】

 アバディーン(通称、あばでぃんぼう将軍)に着き空港でレンタカーを借りて早速ドライブに出発。eriちゃんがレンタカーの料金に疑惑の視線を投げかけているその隙に、mieはオークニーでもやったけど、またしても逆方向に走り出すのであった。
【erikoのコメント:フルカバレッジの保険をかけたらスゴク高くてビックリだったんだよ~。】

 eriちゃんが地図を広げてうまく軌道修正してくれたおかげで、無事Dee川沿いを走り出しました。左側に川が見えます。Dee川沿いは自然が沢山残っていて、景色もきれいだし道沿いに古城が何個かあります。夏にはロイヤルファミリーが休暇を過ごす場所らしいです。自然が沢山ありすぎて車に轢かれる動物達を頻繁に見かけました…。特にキジ、あんたトロ過ぎる、しょっちゅう轢かれてたね。

いまいちドラム城…

 まずはDrum城に到着。この城は見た目がイマイチ。大きさもそこそこ、な割には入場料が高くて、なんだか腑に落ちない気分でした。駐車場にもお金かかったし(驚くべき2ポンド!)。
 でもちょうど、城内で結婚式をやるらしく、お嫁さんやキルト姿のパパりん(←最初やけに老けた新郎だと思った)が見れたし、バグパイプの音色も聞けたので、それで入場料の件は納得することにしときました。

Drum城で見かけた結婚式。

エリザベス女王の城-Balmoral

 次に行ったのはBalmoral城でここはエリザベス女王の城。ここでは城内はあんまり見れなくて菜園とか城の周りの建物を主に見ました。
 ここでは英語のオーディオガイドが聞けます。最初に保証金として5ポンド払うけど最後に返してくれます。 【erikoのコメント:敷地は広いんだけど、さすがに建物は一部しかみれないね。でも土産物の王室グッズが充実していて、おもしろかったかな。思わずロイヤル・ファミリーの絵葉書とか買っちゃったよ。】

 そして本日の宿は途中の「i」で予約してもらったBallaterのB&Bに泊ることになりました。街からは少し離れた場所のB&Bでしたが、Dee川のすぐ側だしとても良い環境です。来る時見かけた古い教会を改装して作ったらしいレストランについて宿のマダムに聞いてみました。今日はチャールズ皇太子の結婚式で、式の後二人はこの側にあるチャールズさんの城に来ることになっていているのでこの近辺は、宿もレストランも混んでいるかもしれないと心配していましたが、レストランはとても良いところだと、おすみつきをもらいました。ということで、今日の夕食はそこでとることにしました。

ナイスな Johnson’s レストラン

 そのレストランは「オールド キルク(Auld Kirk)」というホテルも兼ねています。中に入ると外見ほど古めかしくはないですが、とてもゴージャスで落ち着いた雰囲気です。
値段もまあまあ、コース料理だけで一人5~6千円くらい。料理はすごいボリュームで味も美味しかったし、なんといっても最後に出てきたデザートのプレートがすごかったです。
【erikoのコメント:ここのレストラン、私の中ではかなりポイント高いんですけど…。ちなみに私が食べたのは、前菜Home Cured Granvadlax of Scottish Salmon with Fresh Asparagus, Tiger Prawn, Pink Grapefruit & Tarragon Pressing、メインGrilled Scottish Rock Turbot with Blanched Leeks, Tomato & Saffron Fondだよ。綴り間違ってるかも…。】
 デザート好きにはたまらない、大きな皿というよりはお盆に二人分の、5~6種類くらいのケーキやアイスが乗っています。「ここから一つ選んでね」というのは良くあるパターンですが「この盆の上のデザート全部食べてねっ」ていうのは初めてでした。 【erikoのコメント:Homemade Sticky Toffe, Choco tart, Pisatachio Creme Brulee, Raspbery Parfaitなどなどだね。その日はガラガラだったから、サービスかもね〜。】

 至福の一時を味わい、明日からの絶食を誓い合ってレストランを後にしました。
ちなみに、宿のマダムの心配をよそにレストランはガラ空きでした。 チャールズさんが近くに居るのは間違いないようだけど。夜は星がとてもきれいに見えました。

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