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市場がたくさん!イーストエンド/スピタルフィールズ・マーケットほか

Posted: 2010年05月03日(月)11時41分23秒

最寄り駅はリバプールストリート駅

 イーストエンドが泥棒の巣窟…なんてのは大昔の話し。現在はオシャレなお店やギャラリー、ナイスなクラブが増え、アーティストの卵なんかが住む注目のエリアに変わりました。
 ロンドンっ子に大人気のオールド・スピタルフィールズ・マーケット(Old Spitalfields Market)!様々なショップ、ストールが出店していますが、曜日によってストール(stall/露店)の種類が違います。例えば木曜はアンティークやビンテージ品、金曜日はファッションやアート系、日曜には様々な種類の露天が立ちます。詳しくはスピタルフィールズのオフィシャルサイトをチェック!

スピタルフィールズマーケットの外側

 一番人気はやはり日曜日。2007年6月に訪れましたが、昔のスピタルフィールズのイメージと違っていてビックリしました。市場の中がキレイに整備されていてオシャレなレストランあります。ストールの種類も数も断然増えているので、見ているだけでもかなりオモシロイと思います。チョコレートやターキッシュ・ディライト、手作りケーキからサンドイッチまで、食べ物のストールはもちろん、アクセサリーや服、かばんなどのストール。デザインが素敵な古切手、古ハガキ、アンティークのおもちゃや陶器、年代物のレースなどを扱うストールも目につくでしょう。人の数もすごいので、スリには十分注意しましょう。

ナルニア国ものがたりにも出てきたお菓子、ターキッシュ・ディライト


まめチョコのストール?

日曜日には近隣に沢山のマーケットが!(Petticoat Lane Market/Brick Lane Market/Sunday UP Market/BackyardMarket)

こちらは日用雑貨がメインのペチコートレーン・マーケット

 日曜日のオールド・スピタル・フィールズマーケットの周りには他にも市が立ちます。ペチコート・レーン・マーケット(Petticoat Lane Market/Middlesex Street)とブリック・レーン・マーケット(Brick Lane Market/Brick Lane)は安い生活雑貨のストールが立ち並びます。

 昔ながらのイースト・エンドの青空市場で、コックニーを話すおじちゃんが多い。たまに盗品なども出回るという噂…。安い服の中には穴があいているものもあったりするので、購入前には良く確認すべし!

 さらに2004年の9月からスタートした「Sunday Up Market」や「Backyard Market」にも人気が集まっています。

Backyard Market/Sunday Up Market(英語)
 スピタルフィールズ・マーケットは新しくなってオシャレになりましたが、その分以前のような雑然とした「何か面白いものが見つかりそう!」というようなワクワク感がなくなってしまいました。でもすぐ隣で開催されているサンデーアップ・マーケットには昔のスピタルフィールズの雰囲気があるんですよね〜。各種洋服や手作りアクセサリー、脱力系の手作りぬいぐるみを売っているストールまでありました。

 各国料理の屋台も結構あって、日本人も焼き鳥やらお好み焼きやらを売っていたり…。写真は洋菓子のストール。真ん中のチーズケーキ・ロリポップ(1コ1.50ポンド)がやたら気になって、ひとつ購入してみました。これがなかなかオイシイ!ホワイトチョコの中にレモンの風味が効いた甘さ控えめのやわらかいチーズケーキが入っていました。茶色のは普通のチョコの中にチーズケーキが入っているのでしょうね。

 サンデーアップ・マーケットを出てブリックレーンを歩いていると、ここにもマーケットが!(ブリックレーン自体にもお店がたくさん出るんだけど…)

バックヤード・マーケットはビール工場の跡地


このポスターが目印


 ビール工場跡地が会場となっているようです。こちらはあまり広くなく、サンデーアップ・マーケットと比べて出店数も少なめ。でも覗いてみる価値はあります。だってこんなに素敵なカップケーキ屋さんを発見したんですもの〜!

かわいいフェアリーケーキ


 あまりにもカワイイのでチョコレートとラズベリーを購入。お味はあまり期待していなかったのですが、意外とイケます!上に乗っているクリームはバタークリームではなく、ホイップクリームとメレンゲが合体したようなカンジのもの。甘いのですが、砂糖なしのコーヒーや紅茶に良く合います。1つ2.50ポンドを高いとみるか安いとみるか…。

ブリック・レーンでカレーを食べる

ブリックレーンで本場のカレー

 ブリック・レーンの辺りは突然インドの雰囲気に変わる場所があります。実際にはバングラディッシュの人達が町を作っていて、カレーショップが豊富!ロンドンの街の中にこんな雰囲気の場所があるなんて驚きですね。

 日本人にはちょっと入りづらいかもしれませんが、色々な種類のカレーを安く食べられるのでチャレンジしてみるのも良いでしょう。アルコール類は置いていない店が多いらしいです…。イギリス人が訪れるようなカレー屋は甘めのところが多いですが、この界隈のお店は結構辛い!一つ残念なのは、ロンドンではタンドールを使った焼き立てナンを出しているところは少ない…。スーパーでも普通にナンが売られているので、設備投資して自分の店で焼かなくてもいいということなんでしょうね。町の道路標識もは二カ国語です!

 とにかく日曜のリバプールストリート駅界隈はエキサイティング!日用雑貨からクラフト、アクセサリー、食べ物、洋服、野菜・果物などなど、さまざまな市場が立ち並びます。全部歩いていける距離ですので、ロンドンに宿泊した際には朝からゆっくりブラブラしてみては?


■イギリスのマーケットについて詳しく知りたい方は「イギリス・マーケットの基礎知識