旅行初日、白川郷の後は飛騨高山温泉に移動。「まつりの森」にて飛騨牛しゃぶしゃぶ・朴葉(ほおば)味噌の夕食をいただく。この場所は高山祭りで使われる豪華絢爛の「祭屋台」や「からくり人形」の博物館、「世界の昆虫館」など興味をそそられる施設があるのだが、残念ながら開館時間を過ぎていた…。

夕食の飛騨牛も美味しかったけど、「龍の瞳」という岐阜のブランド米の美味しさに感動。龍の瞳は最近の北海道米より甘みは少ないけれど、それゆえに米本来の旨みを感じられた。宿泊は「ホテルアソシア高山リゾート」。高めの階に浴場が作られていて露天風呂からの眺めが良い。泉質は弱アルカリ性単純泉で無色透明だけれど、身体がよく温まる。全体的にきれいで快適なホテルだった。

高山の古い町並みを観光したのは翌日。広いエリアではないけれど、古い日本家屋が美しく保存されており、なおかつお店としてちゃんと使われているのが素敵。
独自の手法で手ぬぐいを木版で染めて縫い上げた作品を売っている「真工藝」さんでウサギのぬいぐるみを買った。日本っぽくてカワイイので外国人にも人気がありそう。

どの店にも青々とした鉢植えの植物がさりげなく置かれており、気分だけでも夏の暑さが和らぐ…。打ち水をしているお店の人を見かけて「なんか良い風景だなぁ」と感動した。

もうひとつ高山の町で購入したのは「いわきの早蕨(さわらび)」というわらび餅。たまたま店の前にいたバイカーさん達が「おいしいよね」と互いに言っていたので、そのまま店内へ直行(笑)。たっぷりきな粉とたっぷり黒蜜、口の中でとろけるわらびもち、サイコー!なのですが、さすがにひとりで食べるには多過ぎた…3、4人で分けるのがちょうど良いと思う。

残念ながらツアーの短所でもある滞在時間の短さゆえ、高山陣屋などの大きな有料施設は見ることができなかった。それでも楽しめたし、逆にいつかゆっくり時間をとって再び訪れたいと思う場所だった。

  • 飛騨高山旅ガイド…高山市観光公式サイト
  • いわきの早蕨(さわらび)は冷蔵庫に入れてはいけない(長時間冷やすと固くなったり変色したり風味・食感が失われるから)。消費期限は3日。
  • 高山は豪雪地帯。白川郷もそうだけど、冬景色も美しい。行ってみたいな…飛騨のたばる箱「飛騨の雪景色」
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