ネス湖:ドラムナドロヒト

Posted: 2005年05月08日(日)12時20分41秒

4月11日アヴィモア・ユースのスタッフはとても親切でした

 写真はスコットランドのあちこちで咲いていたハリエニシダ(gorse)の花。LOVELY! 4つ星ユースの居心地がよかったので、4/16-18宿泊予定のグラスゴー(Glasgow)も4つ星ユースにすることにした。アヴィモア(Aviemore)の受付の兄さんがオンラインで空き状況を確認してくれたが、グラスゴーに泊まるのはの土・日・月。土曜日が満室になっているらしい。 それでも「大都市のユースはいつでも一杯なんだ。でも、直接電話をかけると空きがあったりするから…。」と親切にグラスゴーのユースホステルに電話をかけてくれた。

 4/16はレンタカーをお昼までに返却しなければならないので、できれば3日分の食材の買い物をその日の朝済ませ、車ですべての荷物をユースに置いてからレンタカーを返却しに行きたい!ユースにもチェックインの時間があるので午後からしかチェックインできないとなると、かなり面倒くさい。この件もアヴィモアの兄さんが尋ねてくれる。いつでも荷物は預かってくれることが判明!ラッキ~。兄さんと側にいた陽気な姉さんにお礼を言ってドライブ再開!

インヴァネスの街

 さて、アヴィモアからインヴァネス(Inverness)までは道も広いし快適なドライブ。インヴァネスの街に立ち寄るか迷ったが、普通の大きな街みたいなので車でまわっただけ…。時間もあるし、先日B道路の楽しさを発見した我々は、ネス湖のほとりのB道路をグルリと通ってアーカート(Urquhart)城を目指す。

 やはりB道路は景色が楽しい。急ぐ旅ならしっかり整備されて道幅も広いA道路がいいかもしれないが、景色の美しさはB道路が最高!思わず鼻歌がでてしまう。

■【動画】ネス湖近くの道(QuickTime形式)

晴れの日のアーカート城は気持ちが良い

 晴天のアーカート城(Urquhart Castle)。日本人もたくさん訪れるらしく日本語のパンフレットがあったりする。一番初めに見せられる映画もちゃんと日本語字幕があった。この映画にはちょっとしたしかけがしてあって、知らずに見るとそれなりに感動するのでオススメ。

 帰り係員のおじさんが「普通日本人の観光客がもっと訪れるハズだが、今はまだ少ない。日本人の休みはどうなっている?」と尋ねてきたので、「日本の休みは4月後半から5月あたまだよ。後は夏休みだね。」と返答しておいた。

■【動画】ネス湖から見たアーカート城(QuickTime形式)

やっぱりネス湖クルーズはかかせません

 残るはネス湖クルーズ。インバネスからもクルーズ船がでているらしいが、ドラムナドロヒト(Drumnadrochit)から乗ることにした。そんなに離れていないが2箇所に土産物屋群があり、どちらからでもネス湖クルーズの申込ができる。そうそう、ネッシーのぬいぐるみ「HappyNess」「CheekyNess」「PrettyNess」等と名前がついたベタなお土産が手に入ります。ネッシーチョコもね!
 湖を走るそれなりに立派な船が見えていたので、それに乗船するかと思ったら、ここから出発するのはクルーザー。湖畔まではちょっと距離があるので、スキッパー(skipper/船長)自らマイクロバスで迎えにくる。

 先ほどまでは晴天だったのに空模様が怪しくなってきた。スコットランドの天気は本当に変わりやすい。どうもアーカート城あたりの湖上はとても風が強いらしく、船は大揺れ!これが湖か?と思うくらい波も高い。強風で水しぶきも結構かかり、揺れるのも面白くてゲラゲラ笑いながら乗船していたが、船酔いする人には大変なクルーズだった。

ドラムナドロヒトにある看板

 

ネッシーエキジビション

一応、城ホテルにも泊まってみた

 すっかり雨も本降りになり日も暮れた頃、昨日電話で空きを確認し運良く予約がとれた Glengarry Castle Hotel へ向かう。これで当初の目的の「城ホテルに泊まる」という目的も達成できた。ま、城というよりは館のようだがスタッフは親切であたたかい感じだ。写真は暖炉が素敵なホテルのラウンジ。

 翌日も雨模様だったが、小雨だったのでこの城ホテルの敷地にある廃城 “Invergarry Castle”まで散歩した。湖沿いの小道は清々しい緑の匂い、足下の枯れ葉、やわらかい土の感触、小鳥のさえずりを楽しむのに最適。天気が良ければ最高なのになぁ。あ、城の廃墟があるからCastle Hotelってなってたのか…?

城ホテル庭側からの眺め

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