アントワープ中央駅へ
Posted: 2010年11月15日(月)01時27分57秒 フルン広場(Groen Plaats)からアントワープ中央駅(Antwerpen Centraal)まで行く事にした私たちの目の前を路面電車が通り過ぎます!バスや路面電車など町並みを楽しめる乗り物が大好きな私は、コレで中央駅まで行ってみたくなりました。早速、電停で調べてみますが、どれに乗れば良いのか分かりません…で、電車を待っているおばさまに尋ねてみることに…
ベルギーのお店で働く人たちはみんな英語を話すので、躊躇なく英語で話しかけたのですが、言ってる事は理解してくれているみたいなのに、返答がオランダ語混じりのたどたどしい英語。でも一生懸命説明してくれて、どうも路面電車は中央駅に行かないらしいと理解しました。「途中でバスに乗り換えなさい。いくら残っているか分からないけど、コレ(バス・電車のプリペイドカード)を使って」と言っているらしいおばさまの親切な申し出をご辞退して、よくよくお礼を言ってその場を離れました。
仕方ありません、ここは目抜き通りのメール通り(Meir)を歩いて中央駅を目指します!
この通りにはさまざまなお店が並んでおり、ショッピングセンターやワッフル屋、ヨーロッパでよく見かけるH&MやMango、ZARAなどの洋服店もありました。足の甲に靴擦れができて痛いので、保護用のバンドエイドが欲しいワタクシ…。イギリスのBoots(ドラッグストア)に似た雰囲気のHEMAに入ってみました。生鮮食品はおいていないものの、日持ちしそうなお菓子類、シャンプーや化粧品、文房具、服など色々なものを扱っています。奥にはカフェもあり、軽食が食べられるようです。靴擦れパッドと厚手の靴下を購入!
アントワープの名前の由来は数説あるようですが、人気があるのが「巨人退治の英雄ブラボー」説。はるか昔、辺りの住民を困らせていた巨人を英雄ブラボーが退治し、その巨人の手を川に投げたというお話です。オランダ語で「Antwerpen=手を投げる」という意味だそう…なのでアントワープでは手の形をしたクッキーやチョコレートがお土産として売られています。通りはこんなオブジェも!
さらにズンズン歩きます…
フルン広場から歩くこと20分(くらいだと思う…寄り道しなければ…)、とうとう中央駅に着きました!建物内部が美しい。床もピカピカだぁ〜。ちょっとロンドンの自然史博物館の内部と似てる気がします…こっちの方がキラキラしてるけど…。
プラットホームはヨーロッパ共通の雰囲気です。ここから列車に乗ってどこかに行ってみみたいなぁ。一生に一度でよいので、ヨーロッパの国々を列車やバスでぐるっと回ってみたいです。そうそう、お金を引き出したかったのでATMを探したのですが、どこにあるのか分かりませんでした。駅には大抵ある気がするんだけどなぁ〜。お昼を食べたい時間ではあるのですが、時間までにまたフルン広場に戻らなくてはならないので、とりあえずコーヒーだけ飲む事にしました。
帰りはメール通りではなく裏道を歩きます。ルーベンスの家の向かいにやっとATM発見!時間がないので、ルーベンスの家はパスしました。またいつか遊びに来るからねっ!とつぶやいておきます。さて、アントワープにも沢山のチョコレートショップがありますが、老舗のショコラティエ「Burie(ビュリ)」で買う事にしました。ダイヤモンド型をしたチョコレートが有名みたいですけど、250gのアソートを購入。15.50ユーロだったかな?ベルギーのチョコレートでは高い部類ですね。ちなみに私の大好きなレオニダスは現地で激安でした。だって250gで5.50ユーロなんですよ〜。ベルギー<フランス<イギリス<<<超えられない壁<日本…というお値段構造でしょうか(トホホ)。
Burieの隣はノイハウス、裏側にはピエール・マルコリーニもありましたよ!ここからフルン広場への道はちょっと分かりづらかったので、道行くおじさんに尋ねて無事に戻る事ができました。広場ではひと際目立つフレンチフライの看板があったので、食べる事に決定!お店のおばさんに「フレンチ・フライを1つ」と英語で注文したら「Belgian Fries(ベルジアン・フライ)!」としっかり直されました…あはは。
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