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アントワープ大聖堂(ノートルダム大聖堂)

Posted: 2010年11月12日(金)03時02分08秒

アントワープ大聖堂とルーベンスの像 ベルギーではフラマン語(オランダ語)、ワロン語(フランス語)、ドイツ語などが地域によって話されているようです。ブリュッセルから車で1時間半ほどに位置するアントワープではフラマン語が話されています。
 アントワープと言えば『フランダースの犬』!「村の人が薄情なので、アントワープでは人気のない話だ」とは聞いた事がありましたが、この児童文学は19世紀にイギリス人(ウィーダ)によって書かれたものなんですね…。写真は大聖堂とフルン広場(Groen Plaats)に建つルーベンスの銅像。さぁネロ少年よろしく、まずは大聖堂(De Kathedraal O.-L.-Vrouwekathedraal Antwerpen)にルーベンスの絵を見に参りましょう!

キリストの昇架 入場料は5ユーロ、私たちは20人以上の団体だったので3ユーロで入れました。ところでガイドブックの地図には「ノートルダム大聖堂」と書いてあるのに、大聖堂の日本語パンフレットには「アントワープ大聖堂」と書かれているだけで、ノートルダムの文字はありません。オランダ語で大きく「De Kathedraal(英語で言う所のThe Cathedralでしょ?)」と書かれた下に小さく「O.-L.-Vrouwekathedraal Antwerpen」とある…ココがポイントかしら?

 調べてみるとオランダ語の「Onze-Lieve-Vrouw」がフランス語で言う「Notre-Dame(私たちの貴婦人=聖母マリア)」だそうな。オランダ語の発音はさ〜っぱり分かりませんよぉ。

 ネロ少年が見た(小説だっての)ルーベンスの「キリストの昇架」。ガイドブックで見たときは絵がアップにされていて大きさが分からなかったのですが、結構な大きさでビックリ。他にも数点ルーベンスの作品が飾られています。ルーベンスは17世紀の画家ですが、言語に堪能でイタリア語やスペイン語、英語なんかも話せたようで、外交官的なこともしていた様子。同じくアントワープにある彼の家には入りませんでしたが、大変成功した画家さんのお住まいは外からみても大きくて立派そうだったなぁ〜。

大聖堂の内部

奥の絵もルーベンスです。「聖母被昇天」

アントワープ、ノートルダム大聖堂内

聖歌隊の歌が聞こえてきそう…

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